こんにちは白髪メガネのさちこです。この春、下娘の大学の卒業式に着付けをしました。袴の着付けは意外と簡単なので挑戦してはいかがでしょうか?『卒業式の袴をどうするか』お悩みの方の参考になると嬉しいです。
袴の着付けが意外と簡単な理由
- 帯が隠れてしまうのと、半幅帯を使うので気楽に着付けができます。
- 衿の抜きや胸元の空きもあまり、気にしなくても大丈夫です。
- 袴の紐結びに特徴がありますが、難しくはありません。
- 着付けの仕方はYouTubeの動画を参考すれば十分でしょう。
- 裾の長さ調整が簡単です、袴のサイズさえ間違えなければ、帯の位置を上下に少しずらすだけで簡単にできます。
- 袴の中は結構いい加減で大丈夫、長襦袢と着物が袴の裾から見えなければOK!
明治時代〜大正時代に女学生が活動しやすい為に考案推奨された袴スタイル、足元もブーツありなので行動が楽です。
卒業式の袴基本
レンタルでは小振袖が主流ですが、中振袖、訪問着、附下、小紋などと合わせることもできます。重ね衿をつけると豪華さがアップします。袴での卒業式は1987年の映画『はいからさんが通る』以降に始まった現象ですから、比較的自由度はあると思います。
我が家では、紫を基調とした白のボカシをつけた花柄の附下と合わせました。重ね衿は付けていません。袴はタンス屋で7000円で購入。
※この附下は蚤の市で3000円で購入した品です。私は娘たちの卒業式に着て行きました。
成人式で着たグリーンの絞りの中振袖と合わせてみましたが、やはり袖が邪魔なのと着物が重く着付けが大変なのでやめました。
髪型は巻き髪にしてハーフアップした結び目に手作りの白のリボンで仕上げました。
同時期に卒業式の姉の娘(姪)は薄黄色を基調とした明るい花柄小紋と刺繍をプリント付けした袴をコーディネート。山吹色の重ね衿と半幅帯が落ち着いたアクセントになっています。この小紋は着物の古着屋で5000円で購入した品です(新品)
髪型は巻き髪にしてハーフアップ結び目に古典柄のリボンと、前面に生花の花々・・・センスは人それぞれですね。姉のひとり娘への気合いが感じられる一枚です( ̄▽ ̄)
娘の友人と袴姿での卒業記念撮影会
娘が『友人と袴姿で卒業記念撮影会』をしたいと言ってきたので、快く着付けと写真撮影を受けました!正式な式典の参加ではないので、私の手持ちの着物を選んでもらいました。娘も髪をバッサリ切ったのでイメージを変えて、それぞれ着物をチョイス。
※着物は実際に羽織って合わせるのがお勧めです、好きな色や柄も自身で合わせると、イメージが違ったり意外な色柄がしっくりしたりします。
私の手持ちの着物の中からチョイスしてもらいました(紬も混じってる)
娘:古着屋で購入したブルーが基調のバラがあしらわれた小紋
友達:いただき物ベージュが基調の花柄の附下(娘たちの入学式に着用)
姉から借りた花柄は意外にも却下されました。
髪の飾りは、かすみ草、オレンジのガーベラ、白のトルコ桔梗の生花でアレンジしてみました。
お気に入りの彩翔亭で卒業記念撮影会スタート!
彩翔亭で卒業記念撮影会スタート、その後は隣接の航空公園にて桜をバックに写真や動画撮影を続行⭐︎
カメラおばさんに連れられて、袴姿の若い娘の撮影には『ご卒業おめでとうございます』の温かい声掛けもいただき、二人にも私にも嬉しい記念になりました。
おわりに
振袖の着付けに比べると難易度は優しい袴の着付け、挑戦してみる気持ちになりましたか?また『なんちゃって袴卒業式』で堅苦しいない着物ライフを楽しむのもお勧めです♡
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